日本語も鍛える。
手話学習者のsoil-rockです。
よろしくお願いいたします。
手話を学ぶにあたって、その面白味・醍醐味を深めるのは、自分の第一言語の力が関わってくると思います。
自分の場合は日本語力。幅広過ぎる言葉ですが、ここでは、単語・語彙の種類を複数持ち、言い換え、読み取りの時に必要な力のことでしょうか。鍛えるには、日常生活での出来事の言い換え、要約、対比表現を脳内で考えてみたり。類語辞典をパラパラめくってみたり。『慣用句の手話表現 標準手話ハンドブック シリーズ⑤』(一般財団法人 全日本ろうあ連盟)で熟語の具体例をイメージして手話で表現したり。やり方は様々。
言葉遊びというか、言葉を扱う者として言葉に関心をもち、これが、面白くなればしめたもの。新聞、本、ニュース、自分の感情、視界にあるものを利用します。やってみると面白いです。読書が好きな方なら、文章の一行を言い換えたり、手話に変換してみたり。できることは、無数にあります。
言葉を扱う者として、言葉で遊ぶと言語の幅が広がる。
自分は言語の専門家ではないですが、『社会言語学入門』(東照二、研究社)では、関係性や会話の目的に応じた言葉の選び方について、書かれていました。相手と距離を縮めるのも、遠ざけるのも自由自在(!?)。日常生活で自然と振る舞っている言動を学問の視点でみて、手話や日本語を通してみると、本当に面白い。
手話の勉強は、手話の勉強にとどまらず。